肩こり |
肩こりは大きく3つに分けられます
・単純に筋肉の慢性疲労による「単純性肩こり」
・周辺の病気による「症候性肩こり」
・ストレスなどが原因の「心因性肩こり」 |
■ よくある肩こりの原因
肩こりのメカニズムのところで緊張→こわばり→血流循環不足→痛み→緊張 の悪循環がこりを生み出していると説明しました。でもどうしてこの悪循環が起こるのでしょうか。その代表的なものをあげてみます。
■肩こりの原因となる生活習慣
肩がこる人にはいくつかの共通の特徴がみられます。
●姿勢が悪い
姿勢が悪いと肩がこりやすくなります。特に背中が丸まっている(猫背)の人は特に肩がこります。
体を横から見てみると、背中が丸くなると頭の位置が少し前方に移動します。前方に出た頭を支えるために首の後ろや肩周辺の筋肉が緊張します。てこの原理を考えるとわかりますが、頭が前に出れば出るほど筋肉の負担は大きくなります。
背中が丸い人ほど、頭が前に出ますので、首や肩もこりやすくなります。
また、頭部のバランスをとるために首のカーブ(頚椎の前彎)が強くなります。首筋がつまったように苦しくなるのはこのためです。
●一定の姿勢で長時間仕事をしている
デスクワークなど、一定の姿勢を長時間続けていると筋肉が緊張し、血行が悪くなります。
体を動かさないでいるということは、動物にとって非常にストレスになるのです。犬や猫を見ていると、しょっちゅう伸びをしています。赤ちゃんや小さな子供もあちこち体を動かしたり伸ばしたりしています。
人間も動物(動く物)ですから、なるべく伸びをしたり、首や肩を回すようにするとよいでしょう。
●運動不足
もともと人間はある程度動いて健康を保てるように出来ています。やはり、動かないのは体によくありません。激しい運動を始める必要はありませんが、まったく歩かない生活をくり返していると肩こりなどの症状に悩まされても仕方がありません。
簡単なストレッチや、伸びをひんぱんに行なうだけでもかなり違いますよ。
●筋肉の使いすぎ
筋肉を使いすぎても肩こりになります。肩が張ったり、痛くなったりします。原因は筋肉の使いすぎによる疲労ですので、筋肉を休めると肩こりは改善します。
●冷え性
女性に多いのが冷え性による肩こりです。血液の循環が悪いので、筋肉にたまった疲労物質がなかなか排出されません。冷え性の上に毎日のデスクワークやパソコンの仕事をしていると、肩がこらない方が不思議です。
●骨盤のゆがみ
骨盤がゆがんでいるとよい姿勢をとろうとしても、気がつくとすぐに悪い姿勢に戻ってしまいます。両脚に均等に体重がかからないので、片方の足に体重をかけて立ちます。座っていても足を組んだ方が落ち着きます。
結果として悪い姿勢をとり続けることで、肩こりなどの症状に悩まされてしまいます。
骨盤の歪みは全身に影響を及ぼします。
■骨盤が歪むと、、、
●骨盤が歪むと、上半身の筋肉の緊張をひき起こします
骨盤が歪むと、その上に乗っている背骨のバランスもくずれます。重心の位置が後ろにずれたり、前にずれたりします。その結果、背中が丸くなったりおなかが出っ張ったりします。
骨盤のねじれを脊柱の上部でバランスをとろうとするために、首のこりや頭痛をひき起こします。
●骨盤の歪みは股関節や膝関節にも影響します
骨盤が歪むと股関節や、膝関節にかかる重心も変化するので、股関節痛や膝関節痛の原因になります。
●骨盤が歪むと骨盤内の臓器の働きも悪くなります
骨盤の歪みは子宮や卵巣など、骨盤内の臓器を圧迫する可能性もあります。そのため、女性ホルモンのバランスが乱れて生理痛や生理不順を引きおこしたりします。
また、腸も骨盤内にあるので、骨盤の歪みが原因で便秘もおこりやすくなります。
●骨盤が歪むと下半身の血流が悪くなります
むくみや冷え、下半身太りの原因になります。
そしてこの下肢の重さが、疲れの原因になり、横隔膜が下がり、肩甲骨が外にスライドし、肩こりを悪化させます。
肩こりは肩に原因があることはほとんどないので、全身の治療が必要になります。
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