インフルエンザ

2019/02/12
こんにちは。

久我山院の秦です。


インフルエンザの季節がやってきました。



患者さんからもインフルエンザがなんとかかんとか~・・・・・


よく耳にします。


ということで、簡単なインフルエンザのことについてお話を。


インフルエンザ(以下インフル)の予防といえば、マスク!


と思いますが、マスクは大したことないです。


ウイルスはとても小さいのでマスクの網目程度いくらでもすり抜けます。


周りの咳してる人から病原菌を吸い込みたくないから・・・・という理由から


つけているのであれば大間違いです。

が、また後でマスクの話はします。



ではどのようにして予防していきましょうか・・・?

まず、このインフルの感染経路には


飛沫感染


接触感染


の二つが大きなルートになります。


飛沫感染は


人の口からウイルスがでて、1Mくらいは同じ高さを維持し、2M~5Mくらいで地面に着地します。

つまり電車の中はデッドゾーンということです。

回避不能。あきらめなければなりません。


飛沫感染は、口から口なので、2M以上であれば問題はありません。



また保菌者の口から出た(発射された??)ウイルスは人に移らなくても、

物に着地します。

それを触った手でまた、自分の顔を触ると・・・

それが接触感染です。


そう、接触感染は保菌者が離れていても、同じものを触れれば、十分なリスクファクターとなるでの、

感染ルートとしては接触感染が圧倒的に多くなるでしょう。


また、物といっても様々な形がありますが、

ざっくりいうと、半日から2日ほどそこにはインフルがいます!

例えば、インフルに感染しているが、それに気が付いていない人が鼻をこすり、

その手で電車のつり革を握る

さて、そのつり革、何人の人が触るでしょうか・・・・


そのつり革を触った人が会社のトイレのドアノブを触ります。

何人の社員がドアノブを触るでしょうか。

この2場面だけでも、1人の保菌者から、100人以上の人が予測されますね


というように、考え出したらキリがないのですね。


そこで予防です。


飛沫感染については、あの人に近づいてはいけないと、意識はすぐできるので、

大丈夫でしょう。

ただ、飛沫したものは、さきほどもいったように、無風の状態であれば、

すぐ物に飛び移るので、


こまめな換気や掃除が必要となります。

また、ウイルスは乾燥に強い、といいますが、ウイルス自体が強い訳ではありません。

その環境に相対的に強い位置にいる、ということです。

つまり、ウイルスは、ごくごく小さいものなので、

ウイルスが湿気を帯びることで、その湿気に、塵やごみも一緒に付着し、

体積が大きくなることで、床に落ち、移動できない。

ということです。

なので、換気や掃除をすることが重要です。

インフルにかかった人の部屋・・・

大丈夫ですか?

閉め切ってませんか???


つぎに、手指消毒

接触感染で十分にいったので、もう言わなくても大丈夫でしょうが・・・

ようは、【自分の手】なんですね。

女性なんかは1日過ごしてると、メイクのことがあるので、何度でも手が顔の近くにいくと思います。

目元の手直しなど入れば・・・


あと、最後に一つ

マスクに関しては、0ではないです。

乾燥をし過ぎた室内では、

ウイルスは湿気を帯びた状態ではないので、

網目を通過できるでしょうが、

まずウイルスは口をでた段階では、体内の呼気の水分を帯びています。

それが保菌者の口から近ければ近いほど・・・・です。

つまり、発射されたばかりのウイルスは水分を帯びているので、

ウイルス本体自体よりも、若干大きい状態にあるので、

マスクの網目をなんとか通過できないことになります。


ゆえに、保菌者の方はマスクの着用をお願い致します。


とくにインフルは発症まで2日ほど潜伏期間があり、

症状はないけど、保菌している状態があるので、

気づいたころには、家族が4~5日置きに次々とインフルで・・・なんてことも。


また、接触感染は特に洋服なんかも付きやすくなります。

家庭ないでは、共有もやめて、個人の物を使うようにしましょう!!!