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不眠症とは

寝つきが悪い」「夜中や早朝に目が覚める」「ぐっすり寝た気がしない」――こうした睡眠トラブルのために、日常生活に支障をきたす状態になり、しかもそれが慢性的に続くようなら、それは不眠症かもしれません。しかし、睡眠時間は個人差が大きいため、8時間以上眠っているにもかかわらず「眠れない」と感じる方がいる一方で、短時間の睡眠でも平気な方もいます。そのため、何時間眠っていようと、本人が安眠・快眠できないと自覚する状態が続けば、「不眠症」と診断されます。

不眠症

不眠症のタイプ

不眠症は以下のようなタイプに分けられ、睡眠衛生や睡眠薬の選択の際に参考になります。

不眠の原因

●風邪や腹痛、頭痛など体調を崩す原因が他にあり、その結果不眠症になっているケースです。この場合、不眠症の原因となっている病気や症状の治療を行うことで不眠症が改善されることがあります。

●環境の変化や時差など物理的な原因
引っ越しや転職、より身近な部分では枕を変えた・部屋が暑い・工事の音がうるさい・部屋が明るいなど些細な日常生活の中での環境の変化や、旅行による時差ボケなどが原因になっている不眠症です。

●ストレスなど精神的な原因
悩みやイライラ、緊張などストレスで心に負担がかかり、眠れなくなってしまう場合があります。この状態が長く続くと、不眠が慢性化してしまい不眠症となってしまいます。

●うつ病などの精神疾患や薬の副作用が原因
うつ病などの精神疾患が原因による不眠です。うつ病にかかっている場合、同時に不眠症の症状が出ている場合も珍しくありません。また、うつ病の治療薬の副作用として不眠になってしまう場合があります。

高齢者で多い不眠の原因

個人差はあるにせよ、ほぼ全ての人は加齢によって眠りの質が低下します。眠れる時間が少なくなるのです。これは健康であっても関係ありません。そして、眠れる時間が少なくなっているのに、多くの人は若い頃と同じようにたっぷり眠りたいと考えます。だから眠れず、不眠になってしまうのです。また、若い人が遅寝遅起きがちなのに対して、中高年は早寝早起きになります。理由は体内時計の睡眠のタイミングが若い頃より早まっているからです。しかし、早く寝すぎるとそれだけ早く目が覚めてしまいます。このような理由で高齢者では不眠に悩まされる人の割合が増加します。

不眠症

なぜ鍼灸治療は不眠に効くか

鍼灸治療の効能は、
 ・血流が良くなる
 ・ホルモンバランスが整う
 ・自律神経を整える
 ・からだや脳の緊張、疲れをとり、平常を保つ
 ・冷えたからだは温められ、ほてりなど余分な熱は冷められる
これらの作用により、陰陽・気血水、五臓六腑のバランスを整えます。鍼灸(東洋医学)では、バランスの整った状態=中庸の状態を健康と定義します。鍼灸治療は、心とからだに中庸の安らかな状態をもたらします。その結果、不眠が改善されるのです。

当院の治療の特徴

  1. 健康堂では、開業16年以来、数多くの不眠の患者さんはご来院され、施術を通して、症状が改善されました。
    不眠に対する治療法も当院が得意とする治療の一つです

    眼瞼下垂

  2. 独自な治療法。
    鍼灸の働きはからだや脳の緊張、疲れをとり、平常を保つ・冷えたからだは温められ、ほてりなど余分な熱は冷められる
    これらの作用により、陰陽・気血水、五臓六腑のバランスを整えます。鍼灸治療は、心とからだに中庸の安らかな状態をもたらします。その結果、不眠が改善されるのです。

    当院における鍼灸治療は東洋医学の脈診、腹診を行い、治療目標は体質を改善することによる根本原因の除去です。薬物治療のような対処療法ではありません。
    そのため、鍼灸治療で改善できた症状は再発しにくいのが特徴です。
    薬物治療により改善が見られない場合や症状を繰り返すような場合は当院の鍼灸治療をお勧めいたします。


    眼瞼下垂

  3. カウンセリングと自宅ケアはしっかり指導
    施術後の変化を確認頂き、お身体の状態や今後のアドバイスをさせていただきます。
    来院頻度や自宅でのケア方法、気になることなどを丁寧にお答えします。

    眼瞼下垂

  4. マスコミも注目
    開業以来、多数のマスコミに取材
    され、冷総院長は『プレジデント』に「つぼの達人」として紹介されました。
    眼瞼下垂

推薦する医師などの声

料金

治療料金  自由診療    6800円/回(約60分)
       初診料   1000円
初回の方は是非クーポン券をご利用ください↓
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不眠症予防

☆必要な睡眠時間には、個人差があります。日中の眠気で困らなければ十分と考え、あまり8時間にこだわらないようにしましょう。

☆就寝前には楽しいことを考える、軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、スト レッチなど自分なりのリラックス法を見つけるとよいでしょう。

☆早寝早起きではなく、早起きが早寝に通じます。毎日、なるべく同じ時刻に起きるようにしましょう。

☆朝食は目覚めに重要、規則正しい3度の食事を心がけましょう。

☆規則的な運動習慣は熟眠を促進します。

☆昼寝をするなら、15時前の20~30分以内にしましょう。

不眠症

(参考文献:内山 真:睡眠障害の対応と治療ガイドライン.じほう,2003)