自律神経失調症と鍼灸治療

2022/09/10

皆さんご存知のように自律神経には、相反する働きを持つ「交感神経」と「副交感神経」の二つがあります。これらは意思とは無関係に、お互いがバランスを取りながら常に働いており、内臓や血管の収縮・拡張、ホルモン分泌などを調節しています。

白血球内の免疫細胞の「顆粒球」と「リンパ球」の働きは自律神経がコントロ ールしています。免疫力の強弱も決めています。

 交感神経は顆粒球が活性化し、リンパ球が減少します。交感神経が優位になると、免疫力が低下します。交感神経の緊張状態が続き、リンパ球が減り顆粒球が増えすぎると、粘膜傷つけられて、ガン細胞はどんどん増殖してしまいます。 

 副交感神経が優位になると、リンパ球が増え、免疫力が強化されます。しかし、副交感神経が過剰反応すると、倦怠感や無気力感、アレルギーやアトピー、リウマチ、膠原病などの発病のきっかけになります。

夏は、副交感神経が優位になり、冬は、交感神経が優位になっています。春と秋は入れ替わる途中なので、自律神経の働きは不安定になります。だから、季節の変わり目は、調子が悪く感じやすいのです。ストレスとも関係します。ストレスが強いほど、交感神経が過剰に優位にな り、自律神経のバランスが崩れてしまいます。


また、「顆粒球」と「リンパ球」の比率を最適な状態に調整することが大切です。当院では、ストレスなどでできた滞りをほぐし、血流をよくすることで、自律神経のバランスを整え「顆粒球」と「リンパ球」の比率も最適になり、また、維持出来るように治療しています。

鍼灸は自律神経に作用しバランスをとります。そして、自律神経の乱れを正し免疫成分の比率を本来あるべき状態に戻すことで、多くの病気が治癒に向かうとされています。自律神経のバランスをとり、コントロールすることは、とても大切です。

鍼灸では、首から肩、背中にかけてコリや不眠、頭痛、めまい、冷え、食欲不振、疲労感など具体的症状にあわせた施術と体質改善のための施術をしていきます。

健康堂は自律神経失調症に対する鍼灸刺激は非常にソフトな刺激で刺さない鍼も取り入れてます。施術後は身体がポカポカしたり、身体が軽くなったり、目がすっきりして物が見やすくなったりするなどの反応がでます。

はじめのうちは週12回の施術をおこなっていきます。 慢性的な症状であれば数ヶ月の施術が必要になりますが、数回の施術で劇的に自律神経失調症の症状が改善する方もいらっしゃいます。

そして、ある程度症状が落ち着いてくれば月に12回の施術もしくは自宅でのお灸をすることにより現状維持、再発予防をしていきます。

鍼灸は自律神経失調症による諸症状を改善するだけではなく、自律神経失調症の原因となるストレスに耐えられる体質に改善していきます。

自律神経の症状がある方は是非気軽にお問い合わせください。

 

              健康堂 久我山院

                   西荻窪院