産後骨盤矯正のタイミング 2022年11月9日更新!

2016/03/20
こんにちは、健康堂の冷です。
今回産後骨盤矯正のタイミングについてお話したいと思います。

いま産後骨盤矯正は一般常識になり、健康堂にもにも産後骨盤矯正を受ける希望はかなり増えてます
よく聞かれるのは産後の骨盤矯正を受けたらいいのか?産後すぐ受けたほうがいいという説があり、どちらが正しいのは戸惑う方が多いです

答えは産後二か月からです

理由は
妊娠経験のある方はご存知かもしれませんが妊娠中は関節がとても柔らかくなります。
体がリラキシンというホルモンを出して出産の準備を始めるためです。
リラキシンは、妊娠7週目頃から出てきて、産後1ヶ月頃までずっと出続けます。
リラキシンの出ている間は関節が柔らかい為、歪みやすい時期です。

でもその反面、リラキシンが出ている時期というのは、人生でもっとも身体の歪みをなおし易い時期でもあります。産後一か月以内なら、せっかく矯正を受けて、効果をキープするのは難しいです


産後悪露が大体産後4週まで続きます、子宮の通常収縮が始まるのは産後4~6週になります、それまで子宮が弛緩する状態のため、子宮自体は通常より大きいです、腹腔内の圧力もより高い状態です。 腹腔内圧が高いまま、無理に骨盤を閉じらせる矯正は実際タイミングよくないです。


通常の出産は自然行為で、骨盤自体は産前の元の状態に戻る自然治癒力を持ち、この自然治癒力を発揮させることを待つのも大切です。体の負担に最小限で済むのも矯正の原則です

二か月の時点でまだ歪みが残り、骨盤の回復は遅れる場合、専門の病院とか治療院に相談したほうがいいです

健康堂のホームページにも産後骨盤体操のやり方を紹介しております。
http://www.kenkou-tower.com/koso-taisou.htm

産後の痛み、不調などの症状がありましたら、お気軽に当院まで相談してください