東洋医学での高血圧見解
2026/01/30
最近、朝晩の冷え込みが激しく、血圧などを気にされる方も多いので、東洋医学的な高血圧の見解についてのブログになります。
高血圧というと「血管が詰まっている」「血がドロドロしている」というイメージを持つ方が多いかもしれません。血管の流動性に対して、管にかかる圧力ですね。
しかし東洋医学では、高血圧は単なる血液や血管の問題ではなく、体全体のバランスの乱れとして捉えます。
東洋医学には「病名」よりもなぜその状態になったのか?を重視する考え方があります。
東洋医学で考える高血圧の主なタイプ
高血圧は、体質や生活習慣によっていくつかのタイプに分けられます。
① 肝陽上亢(かんようじょうこう)タイプ
・イライラしやすい
・怒りっぽい
・頭痛、めまい、顔がほてる
・ストレスが多い
東洋医学では「肝」は感情や自律神経と深く関係しています。
ストレスや我慢が続くと、気が上に昇り、血圧が上がりやすくなります。
対処療法としては:ストレスケアと休息が最優先です
② 痰湿(たんしつ)タイプ
・体が重だるい
・むくみやすい
・食べ過ぎ、甘いもの・脂っこいものが好き
体の中に余分な水分や老廃物が溜まることで、巡りが悪くなり血圧が上がります。
対処としては:食事の見直しと軽い運動になります
③ 腎虚(じんきょ)タイプ
・年齢とともに血圧が上がってきた
・疲れやすい
・耳鳴り、腰のだるさ
・冷えやすい
「腎」は生命エネルギーの貯蔵庫。
加齢や過労により腎が弱ると、血圧のコントロールも難しくなります。
対処としては:無理をしない生活と体を温めること
日常でできる東洋医学的セルフケア
・深呼吸を意識する
・夜更かしを避ける
・ 冷たい飲食を控える
・よく噛んで食べる
実はこれらはすべて、気・血・水の巡りを整える基本です。
高血圧は「体からのサイン」
血圧の数値を下げることだけに意識が向きがちですが、
東洋医学では高血圧は体が出している大切なサインだと考えます。
「今の生活、少し無理していませんか?」
「心と体、ちゃんと休めていますか?」
そんな声に耳を傾けることが、根本改善への第一歩です。
