脊柱管狭窄症と鍼灸治療

2026/05/26

こんにちは、健康堂の冷です。最近腰痛症で来院される方の中、脊柱管狭窄症の患者さんがかなり増えてます。

来院される患者さんからよく聞かれる質問をまとめました。


Q:鍼灸で脊柱管狭窄症は改善できますか?


A:狭窄そのものは変わりませんが、症状は緩和できます。

鍼灸は骨や椎間板の変性を元に戻すことはできません。しかし、周囲の筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで、しびれ・痛み・歩行距離の改善が期待できます。「治す」より「楽に生活できるようにする」治療です。


Q:どんな症状に効果が期待できますか?


A:鍼灸が特に効果を発揮しやすい症状:


 腰・臀部・脚のしびれや痛み

間欠性跛行(少し歩くと痛くなり、休むと楽になる)

夜間の下肢のつり・不快感

長時間の立位・歩行後の疲労感

前屈みになると楽になる姿勢の問題


Q:なぜ鍼灸が症状を和らげるのですか?


A:メインの症状

血流促進:神経周囲の血行を改善し、酸素・栄養を届ける

筋肉の緊張緩和:脊柱周囲の過緊張した筋肉をほぐし、神経への圧迫を軽減

鎮痛物質の分泌:エンドルフィンやセロトニンの放出を促し、痛みを抑制

自律神経の調整:末梢血管を拡張し、しびれを軽減

炎症の抑制:神経根周囲の炎症を和らげる


Q:間欠性跛行(歩くと痛くなる症状)にも効きますか

A:改善が期待できます。

間欠性跛行は神経への血流不足と筋肉の緊張が主な原因の一つです。鍼灸で下肢・腰部の血流を改善し、筋肉の過緊張を緩めることで、歩ける距離が伸びたという報告が多くあります。即効性より継続治療で徐々に改善するケースが多いです。


Q:手術を勧められていますが、鍼灸で手術を回避できますか?


A:軽度〜中等度であれば、可能性があります。

膀胱・直腸障害(尿漏れ・排便困難)や、急速に進行する麻痺がある場合は手術が必要です。しかし、痛みやしびれ・歩行困難が主症状の場合は、鍼灸・運動療法・姿勢改善の組み合わせで手術を先送りにできたケースも多くあります。整形外科医と相談しながら判断することを推奨します。


 いかがでしょうか、脊柱管狭窄症について、上記以外の質問があれば、ぜひ気軽にと院までご連絡ください。


                 健康堂 久我山院

                     西荻窪院