腰部脊柱管狭窄症と鍼灸治療
腰部脊柱管狭窄症とは、脊椎にある「脊柱管」と呼ばれる脊髄・馬尾神経の通り道が何らか の原因で狭くなり神経の症状を呈する疾患です。
加齢による周囲の骨の変形
黄色靭帯の肥厚、
椎間板の突出、
脊椎すべり症
椎間関節の変形
などのさまざまな要因が複合的に関与していると考えられています。
腰部脊柱管狭窄症では様々な症状が出現しますが、典型的な症状として間欠跛行があります。
間欠跛行とは歩き初めてしばらくすると足が痛くなったりしびれや脱力のため歩けなくなり、しゃがんだり座ったりして休むとまた歩けるようになるという症状です。
その症状の度合いにより、軽度Ⅰ、中度Ⅱ、重度Ⅲに分類されます
Ⅰ、単純な臀部と下肢の痛みとしびれ
Ⅱ、間欠跛行10-15分(10-15分以上継続的に歩けない)
Ⅲ、間欠跛行2-3分、スリッパが脱げるなどの筋力低下
健康堂の鍼灸治療の場合、電気鍼、お灸を使って、脊柱管の中を通る神経や血管の血流をよくさせて、さらに鍼灸の刺激により、圧迫される神経の関わる筋肉の筋力低下、感覚鈍化など改善されます。
また脈診など東洋医学の診断法で体質、内臓の働き状況を判断し、それにかかわる針灸、
(いわゆる本治法)も行い、今後の再発予防にも効果があります。
残念ながら、すべての症状に対し、鍼灸治療は改善できるわけではないです。
I、Ⅱの場合、効果がよく出やすく、Ⅲの場合、効果が良くなく、改善が見られない場合も多いです
私の経験上、もともと椎間板の突出、いわゆる椎間板ヘルニア由来の狭窄症は効果が一番いいです
脊柱管狭窄症の
似たよな症状があれば、気軽にご相談ください、
https://www.kenkou-tower.com/shinnryounaiyou.htm
健康堂鍼灸院整骨院 久我山院
西荻窪院
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