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腰痛の種類について

「通院したほうが良いよ」「マッサージに行ってみたら?」「腰を鍛える体操をしてみたら?」など腰痛の悩みの相談をすると様々な声が聞こえてきますが、腰痛には大きく分けて二つの種類があります。

一つは、背骨に原因があり筋肉の異常からくる腰痛です。

具体的に症状をあげてみると、椎間板ヘルニア、腰痛症(筋膜性腰痛症) 、変形性脊椎症、骨粗鬆症などがこれにあたります。

その中でも椎間板ヘルニアで悩まれていて、手術や定期的に通院をされている方は多いのではないでしょうか。

また特に寒い時期には腰痛症(筋膜性腰痛症)いわゆる、ぎっくり腰を起こす人が増えています。

更年期以降のご婦人で骨粗鬆症から腰痛持ちになる人も多いようです。

このように筋肉疾患から来る腰痛だけでも種類は様々です。

二つ目は、内臓の病気が原因で起こる腰痛です。腎臓結石、尿管結石、大動脈瘤、婦人科の病気などが挙げられます。

内臓の病気は、腰痛と結び付かないことが多いため特に注意が必要です。

腰痛が長い間治らず通院すると、内臓の病気が隠れていることもあるのです。

特に尿管結石は腰痛と痛みが似ており、筋肉疾患から来る腰痛と勘違いしやすいと言われています。

上記のように腰痛の種類及び原因は人それぞれ異なるので、腰痛の原因を知ることが必要です。
間違った判断や知識を持つと逆に悪化させてしまうこともありますので、腰痛で悩まれていたら専門家に診てもらい適切な治療をされることをお勧めします。